エンジニアの転職の前に!働きながら通えるスクールで収入アップ

みなさんは現在の仕事に対して不満を感じることはありませんか?

職場の居心地や人間関係は良好に保てていても、今の仕事がいつまで続けられるのかと不安を感じる方も多いかもしれません。

近年ではAIの研究も進んでおり、数十年後にはおよそ47%の職業がなくなってしまうといったデータも出ています。[1]
手に職がつけられる仕事でなければ、この先 生き残っていくのは非常に厳しいと言わざるをえないでしょう。
必要性が低い職業であれば、国内が不況になった際すぐに立場が危うくなってしまいます。

また日本では給与の伸び率も低く、1990年からの27年間で上昇した平均給与はわずか7万円です。[2]
終身雇用の時代は終わったとも言われる今、同じ会社で働き続けても給料が大きく上がる可能性は低いと考えられます。

だったら今の仕事を続けて徐々に給料が上がることに期待するよりも、元々の給料が高い職業に転職した方が給与アップが見込めますよね。

さらに最近では新型コロナウイルスによる影響もあり、普通に会社勤めを続けていては満員電車などの感染リスクも看過できません。
できればリモートワークができる仕事へ転職したいと考える方も少なくないでしょう。

 そこでおすすめの職業なのがITエンジニアです。

今回は業界未経験の方がITエンジニアになるための方法についてまとめてみました。ITエンジニアへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 

この時代、旬な職業はITエンジニア!

 先ほどAIによって将来的に数多くの仕事が失われるといったデータもありましたが、エンジニアはむしろAIを操作する側の職業です。

ITエンジニアとして仕事ができれば、手に職をつけることにも繋がります。

これからの時代さらにニーズが高まっていくことは間違いないでしょう。

ITは最先端の技術であるため、もし不況になっても業界への投資が渋られることはありません。 

現在のコロナ禍にあっても多くの国内企業が前向きにITへの投資を行っています。むしろ、リモートワークの普及により、ITエンジニアにスポットが当たっているとも言えるでしょう。

 

そのため、ITエンジニアに転職すれば将来も職を失う危険性は低いのです。

また、ITエンジニアはリモート業務主体で働くことが当たり前になりつつあります。在宅で働くことができれば新型コロナウイルス含め、予期せぬ事態にも対応しやすいですよね。

このようにITエンジニアへ転職すれば様々な問題を解決することができます。

 しかし未経験からITエンジニアに転職するのは難しいといった声があるのも、また事実です。

未経験からITエンジニアになるためには?

未経験でITエンジニアへ転職する手段として、世の中には色々なサービスがあります。

まずはどのような方法でITエンジニアになるための知識を身に付けるのかを考えてみましょう。 

独力でプログラミングの勉強をする

今すぐプログラミングの勉強が始められる方法としては、独学が挙げられます。 

最近は「Progate」や「ドットインストール」などのサービスもあり、独学でプログラミングをマスターすることも十分に可能です。

「Progate」ではブラウザでプログラミングの開発環境を再現し、実際に手を動かしながらコーディングを行えます。

基礎レベルのレッスンは無料で受けることができ、さらに月額1,000円ほどで様々なプログラミング言語について習得することができます。[3]

「ドットインストール」は動画を見ながらプログラミングについて学習できるサービスです。

 

学習のための環境構築は自分で行う必要がありますが、その分実務に近い形での開発が理解できるでしょう。

こちらのサービスも一部無料でレッスンを受けることができ、月額1,000円ほどで全レッスンの視聴が可能となります。[4]

公開されている動画は現在6,000本を超えており、Progateと比べても更に広いジャンルでの学習が可能です。

ただ、これらのサービスには転職支援のサポートは付いていません。

プログラミングの勉強は可能ですが、ITエンジニアへの転職活動は自分で一から行う必要があります。

また、独学の場合は分からないことも自分で解決しなければなりません。独学でプログラミングの勉強をする場合、地道にコツコツ続ける強い意志も必要です。

実は独学はかなり難易度が高い勉強方法なのです。

未経験可のIT企業へ転職する

 ITエンジニアになるためには、思い切っていきなり未経験でも入れるIT企業へ転職するという方法もあります。

 近年ITエンジニアは需要に対して人手が不足しており、未経験でも採用して新人教育を受けさせてくれる企業も少なくありません。

 しかしこのような会社の中には当たり外れがあるのも事実です。

 元々ITエンジニアはIT土方と呼ばれ、ブラックな労働環境で働かされるようなことも過去にはありました。

 そのような体質を引きずっている企業には絶対に入社したくないですよね。

 厳しい労働環境で業務を続けていると、プログラミングに対する苦手意識が強まってしまうということも考えられます。

 そうなってしまうと折角プログラミングを頑張って勉強しても本末転倒です。

 

個人で転職活動を行う場合には、その会社がどのような環境で仕事を行っているのかしっかりと見極める必要があります。

ITスクールに通う

 ITエンジニアになるにはスクールへの入学も一つの手段です。

ITスクールならプログラミングのスキルはもちろん、ITエンジニアとして活躍するためのノウハウを教えてもらうことができます。

また、スクールによっては転職支援のサポートを受けることもできるので、個人で転職活動を始めるよりも有利に進められます。

ITエンジニアへの転職を目指すのならスクールに通うのが一番のおすすめです。

ITスクールを選ぶためには?

 ITエンジニアを目指すならスクールが一番の近道であるというのは先述の通りです。

 しかしちょっと調べてもらえば分かるのですが、世の中にはITスクールが沢山あります。スクールの恩恵を最大限に受けるためには、自分に合った所を選ぶことが重要です。

次にITスクールを選ぶためのポイントについてご紹介します。

できるだけ有料スクールを選ぼう

 数あるITスクールの中には無料で講座を受けられると謳っているところも存在します。

ですが無料と有料のスクールを比べると、やはり有料のスクールの方がクオリティの面では安心です。

また、無料の場合は自分にプレッシャーを掛けることができないので、結局プログラミング学習からフェードアウトしてしまうことも少なくありません。

特に新しいことを始める時に形から入るという人は有料のスクールがおすすめです。

転職支援付きスクールを選ぼう

せっかくITエンジニアとしてのスキルを磨いても、仕事に結びつかなければお金を得ることはできません。

なのでITスクールに通うなら転職支援が付いているスクールを選ぶと良いでしょう。

スクールの公式サイトに載っている就職実績を見ればそのスクールからどんな会社へ転職しているのか、就職に強いスクールなのかが分かるのでしっかりチェックするようにしましょう。

業務ノウハウが学べるスクールを選ぼう

プログラミングのスキルを磨いても使い方が分からなければ意味がありません。 

知識はあっても実務に役立たないとなると、実際に働く時に困ってしまいますよね。スクールを選ぶ時には実践的なスキルも学べるかどうか確認しましょう。

スクールの中には仮想のプロジェクトを立ち上げて実際に体験することができるカリキュラムを組み込んでいる所もあります。

働きながら通えるスクールを選ぼう

スクールに通うために退職するのはあまりにもリスクが大きすぎます。

ただ、今の仕事を続けながら勉強するのが困難な場合、スクールに通いながら働ける仕事を紹介してくれるところもあります。 

そして、プログラムの受講が終われば転職も支援してもらえます。

このようにスクールによって受けられるサービスは変わってくるので、ぜひ自分に合ったスクールを探してみてください。

プログラミングで生計を立てられるかどうか、結局は自分のやる気次第です。将来の希望や目標を理解してくれ、情熱をもって後押ししてくれるスクールを選びましょう。

最後に

 様々な仕事がAIによって取って代わられる時代が迫っています。

将来失われないであろう仕事をつかみ取るか、そうでないかはあなた次第です。

未経験から学習してITエンジニアになることは簡単ではありませんが、ぜひ一歩を踏み出してみてください。

まずはプログラミング学習サイトを眺めてみたり、思い切ってITスクールの説明会に参加してみてはいかがでしょうか?

<参考・参照サイト>

[1]平成30年版 情報通信白書」(総務省)

[2]日本人の給料がほとんど上がらない5つの要因」(東洋経済 ONLINE、2019年3月2日)

[3]プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]」(株式会社Progate)

[4]ドットインストール – 3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス」(株式会社ドットインストール)

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